会社更生手続き開始の決定まで

フルーツ02

 

会社更生手続きが申し立てられると裁判所は保全命令を出します。これは破綻した保険会社の財産を調査、管理して更生計画をたてるためのもので、この命令が出されると更生計画が裁判所により認可されるまで、一部の業務をのぞき保険会社の業務は停止されます。

 
停止される業務は新たな保険契約の締結、特約を中途で付加すること、保険金額や給付金の増額および減額、保険契約及び特約の解約受付、契約者貸付などの業務のほか、保険契約者や保険の種類、保険料払い込み回数や払い込み期間、保険期間や年金開始日等に関する変更手続きもおこなうことができません。

 
さらに保険金や給付金の支払いも原則としておこなうことができませんが、更生手続き申し立て日以前の保険事故により発生している保険金については、当該保険金の支払いにより保険契約が終了する場合に限り全額が支払われます。これは満期を迎えたことにより支払われる給付金や配当金に関しても同様です。

 
なお保険会社の業務が停止されている場合でも、保険契約者は保険料を払い込まなければいけません。もし保険料を払っていない場合は保険契約が失効してしまったり、保険料の自動振替により貸付扱いになってしまうので注意が必要です。

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